この仕事は長く続けることはできますか?
新人さんで1番多い質問だそうです。
実はわたしの会社には40年以上勤めている人が数名、10年や20年勤続なんてゴロゴロいます。
なぜならタクシードライバー(運転手)の仕事の特徴として慣れてしまえばこんなに楽な仕事はなく、「良くも悪くも他の仕事ができなくなる」というのがあるからです。
この記事ではタクシーの仕事を辞めてしまうことになる4つの原因とその解決方法を解説しています。
- 給料が少ない
- 接客の問題
- 事故や違反
- 職場の人間関係
わたしも辞めていく同僚を数多く見てきましたが大体この4種類の理由のどれかに当てはまります。
なのでなるべく早い段階でこれらの対策をしておくことでタクシーの仕事を長続きさせることができます!
実はわたしも何の仕事をしても長続きせず、 何十回も転職を繰り返していました。
ところがタクシードライバー(運転手)の仕事に出会ってから辞めようと思ったことがありません。
それはみんなが辞めてしまう原因への対策ができていたからです。
それでは具体的にどうすればいいのか解説していきます!
給料が少ないから辞めたい
同じタクシー会社でも給料は人によって全く違います。
同じ環境で働いているのですから給料が少ないということは、それだけ努力が足りないということです。
わたしの会社で給料が少ない人の仕事のやり方を反面教師に改善策を提示していきます!
無線を取る
無線配車を嫌がる運転手も多いです。
理由は・・・
- 迎えに行くのが面倒
- 場所が分かりにくい
- 近距離が多い
などで、デメリットも多いのでそのうち嫌になって無線配車を無視して取らなくなる人がいます。
しかし無線配車の小さい仕事でもこなしていかないと、積み重なった月の売り上げがかなり変わります。
そして「給料が少ない」と愚痴をこぼして辞めていきます。
週末の夜に出勤する
タクシーの仕事の1番の稼ぎ時が週末の夜で、 平日の2、3倍の売り上げが期待できます。
休日出勤や残業をしてでも稼ぎましょう!
お客さんを選ばない
せっかく週末の夜に仕事に出ても、酔っ払いが嫌だからといって避けて楽な駅に並んでいては稼げません。
酔っ払いで溢れる飲み屋街の中心地へ飛び込みましょう!
タクシードライバーになりたての頃はがむしゃらに働いていたはずです。
接客がイヤで辞めたい
道を間違えて怒られたり酔っ払いに絡まれたりと、特にプライドが高い人はイヤになって辞めたくなる人もいます。
接客は慣れるまでが大変ですが、
タクシードライバーのための接客マニュアルを読んでいただければ、ほとんどのトラブルは防げるはずです。
あとは経験を積み重ねることで、この感じのお客さんにはこんな対応というのが自然と身に付き接客が苦にならなくなります。
ほとんどはいいお客さんでチップをくれたり目的地に着くまで楽しく会話したりと、苦にならないというよりむしろ仕事が楽しくなります。
こうなってしまうと仕事がラク過ぎて、もう他の仕事ができなくなりますが(笑)。
わたしも含めてタクシーの仕事が天国という人がいる所以です!
交通事故、違反したので辞めたい
交通事故は相手がある事なので追突されるなど仕方ない事もありますが、交通違反をする運転手など論外です。
違反で捕まって辞めたいのが理由なら辞めた方がいいです。
交通事故を100%防ぐ方法はありませんが、少しでも確率を下げる安全運転のコツはあります。
危険な場所(交差点など)では徐行して徹底的に集中し、幹線道路の直線で制限速度までブッ飛ばして?(笑)迅速に目的地に着く運転を目指しましょう!
職場の人間関係が嫌で辞めたい
基本的には 一人でやる仕事なので、上司に媚びることも仲間とつるむことも必要ありません。
なので人間関係が嫌で辞める人は少ないです。
しかし職人気質で気が強い人が多いので、指名客を横取りしたなどの理由でいい大人が殴り合いのケンカになり辞めていった人が何人もいます(笑)。
他のタクシー会社のドライバーも含めて、仲良くする必要はありませんが恨まれないようにすることが仕事を長く続ける秘訣です。
わたしはお客さんがタクシーを捕まえようとして手を挙げたときに、他のタクシーと競争になりそうなら必ず譲ります。
俺の方が先だったのに!
なんて一人のお客さんを無理して乗せたばっかりに、その先ずっと恨まれたらかないません。
それでもタクシーを辞めたい場合
予防策や改善策を提示してきましたが、辞めたい原因が事故や違反・接客ができない場合はタクシーの仕事が向いていないということでしょう。
しかし給料や職場の人間関係の場合は会社を変えると劇的に改善される場合があります。
地元の他のタクシー会社に移る
わたしの勤務している会社と地元のライバルS社では、S社の方がかかってくる電話が3倍多いそうです(T_T)。
そのかわり班制度があり出勤時間には朝礼があるので、キチンと間に合うように出勤しなければなりません(普通です)。
また、使ったタクシー車両はキチンと洗車して掃除しなければなりません(当然です(笑))。
なかなか厳しい会社ですね!(笑)
その点我が社はいつ出勤しても退社しても構いません!
一人一車で相番(同じ車両を使う同僚)もいないので洗車もしなくていいから気が楽です(その代わりズボラな人の車は乗りたくないほど汚い)。
ただ仕事が少ないだけです。(そこが1番大事なんですが・・・)
このようにタクシー会社によって働く環境がかなり違うことが分かると思います。
都会に出る
田舎のタクシードライバーの年収は相当頑張る人でその地域の平均年収くらいです。
ネットで調べる限りでは「タクシーでまともに稼げるのは東京だけ」こんな声が多いですね。
家を建てたい!
子供を大学に行かせる!
というヤル気に満ちた方は都会で勝負してみるのもアリかと思います。
東京都の有名大手タクシー 無料転職支援サービス【タクQ】まとめ
- 給料が少ないから辞めたい
- 接客がイヤで辞めたい
- 交通事故、違反したので辞めたい
- 職場の人間関係が嫌で辞めたい
このようなタクシードライバー(運転手)を辞めてしまう代表的な原因とその対策を解説しました。
おそらく三年くらい仕事を続ける事ができれば、
細かい住所や抜け道もマスターして怒られることがなくなる
↓
お客さんの扱いにも慣れてストレスがかかることが無くなる
↓
楽過ぎて他の仕事ができなくなる
このような流れで健康にさえ気を付けていれば70歳~80歳まで続けられる仕事です!
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