タクシードライバー（運転手）に転職する事は決めたけど、どのタクシー会社でも一緒？
今回はこんな疑問をお持ちの方の悩みを解決できる記事になっています！
実ははじめにきちんと選んでから就職しないとあとで後悔する事になります。
なぜならタクシー会社によって収入や働きやすさが全く違うからです。
例えば歩合率が高かったり提携企業の数が多いと稼ぎやすいですし、自由出勤の会社だと子育て中の女性や介護をしている人でも働きやすいです。
初心者の方だと、何を基準に選べばいいか分からないと思います。
そこで！
この記事ではクレジットカードやタクシーチケットの使用可否などの収入に直結する条件や、大手企業と中小企業のメリット・デメリットなどを解説しています。
この記事を読んでから就職すると
あっちの会社の方がよかった。
と後悔せずに済みます！
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収入に直結する条件でタクシー会社を選ぶ
一番気になるのはやはり収入面でしょう。
タクシードライバー（運転手）の給与は歩合制で、会社の車庫を出た後は個人の裁量で稼いでいきます。
同じ時間働いても会社によっては給料に10万も20万も平気で差がつきます。
何が違うのか今から挙げていきます！
決済手段の多さ
使えるクレジットカードやタクシーチケットの種類が多いほどいいです。
こういった決済手段のお客さんは上客が多いです。
運転手
せっかく長距離のお客さんだったのに、タクシーチケットが使えないので他のタクシーに乗ってしまった！
タクシー会社選びを間違えるとこうなります。
さらに最近では「PayPay・d払い・au PAY」などのスマホ決済も増えてきたので、選択肢は一つでも多い方がいいです。
リピーターを増やそうと独自にポイントカードを発行している会社もあり、「どうせ乗るならポイントが貯まるタクシーに乗ろう！」となることが期待できます。
独自のタクシー乗り場
タクシー会社が独自に契約しているタクシー乗り場があります。
- 病院
- デパート
- ホテル
- 工場
- 飲み屋街
などの人が集まる所にタクシー乗り場を契約している会社は有利です。
企業との提携
地元の企業や病院などとの提携は、タクシードライバー（運転手）にとって大きな収入源となります。
病院
総合病院からクリニックまでありますが、先生が各種学会や都道府県の会合に出る為に長距離でも利用されます。
病院関係者なので社会的地位があり上品で、料金の支払いも確実な最高のお客さんです。
ホテル
出張などでホテルを拠点に何か月も生活している人が、通勤で利用されます。
距離は様々ですが、何か月も毎日利用されるので有難いです。
結婚式や会合があると、意外な長距離があったりもします。
TV局
事件や事故の取材で利用される事があります。
丸一日貸し切り状態になる事もあり、普段の何倍もの売り上げになります。
飲み屋
夜は割増料金＆長距離のお客さんが多いので稼げます。接待で使うような上品な店だとなお良いです。
逆に場末のガラが悪い店は泥酔客が多いので、呼ばないで欲しいです(笑)。
配車アプリ
GO《ゴー》などの配車アプリを導入している会社だと、会社からの配車にプラスして仕事が増えるので売り上げが増えます。
ただし、今は使えても田舎などで採算がとれない所は今後使えなくなる事があるので注意。
タクシーが呼べるアプリ GO《ゴー》
タクシー会社の経営状態で選ぶ
タクシー会社の経営状態は数年で変わる事があり、難しいところです。
現場のトップが変わる事で別の会社のようになる事もあります。
地域で一番人気があった会社が、たった一人の悪い運転手のせいで評判が悪くなり、みるみるうちに仕事が減っていった事もあります。
会社への配車依頼
もちろん多い程いいです。
経営陣とドライバー（運転手）の営業努力の結果なので、会社選びの柱にしてもいいと思います。
運転手の数
運転手の数が多すぎると一人当たりの仕事量が減るので良くないです。
運転手の数が少なければ自分専用の車を割り当てられるなどのいい事ばかりですが、多いと二人で使うことになり多少なりとも仕事時間が減らされたり、掃除が行き届いてないとケンカになる事もあります。
勤務時間
タクシー会社によってシフトはかなり違います。
月間の休みが何日で勤務時間は何時から何時までとキッチリしている会社もあれば、自由出勤のような会社もあります。
子育て中の女性や介護をしている人には自由出勤もいいですが、往々にしてキッチリしている会社の方が仕事が多いです。
大手のタクシー会社か中小のタクシー会社か
大手でも中小でも採用のハードルはそれほど変わらないと思います。
なら「大手がいいに決まってる！」と思われるでしょうが、それぞれメリット・デメリットがあるので解説していきます。
大手タクシー会社のメリット
- お客さんの心理として旅行や出張で知らない土地に行ったら有名なタクシーを選ぶ
- 大手のタクシーチケットは使えるところが多いので利用者が多い
- 資金力があるのでドライブレコーダーや電子決済などの設備の導入に積極的
- 倒産する心配が少ない
大手タクシー会社のデメリット
- 「洗車機が壊れたので買い換えたい」といった事一つでも本社の許可がいるなど、スピード感がない
- 管理職が数年で変わるので方針が一貫してない
中小タクシー会社のメリット
- 大手の逆で改善がはやい
- 管理職が変わらないので社員の事をよく理解し、会社に家族のような一体感がある
中小タクシー会社のデメリット
- 倒産する可能性が大手より高い
- 電子決済などの設備投資に消極的
タクシー会社を選ぶ為の効果的な情報収集のやり方
ある程度会社をしぼって面接に行き、提携企業や提携タクシー乗り場を尋ねると確実に情報収集できます。
ただ自分の会社を悪く言わないでしょうし、何社も面接に行きたくないという人もいるでしょう。
そこで、実際にタクシーに乗ってドライバー（運転手）に聞いてみてください。
どこのタクシー会社が稼げますか？
タクシー業界は非常に狭い世界なので、他の会社の事でもよく知っています。
素人が時間をかけて調べるよりプロに聞いた方が早いし確実です！
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まとめ
後悔しないタクシー会社の選び方として
- 収入に直結する条件
- 会社経営状態
- 大手と中小のメリット・デメリット
- 効果的な情報収集のやり方
以上を解説してきました。
タクシードライバー（運転手）の仕事は基本的に個人の実力が収入に直結します。
しかしせっかく自分の実力でつかんだお客さんを「クレジットカードが使えない」といった会社の事情で逃してはもったいないです。
そんな後悔をしないように役立ててください！
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