せっかく二種免許も取ってタクシードライバー(運転手)になったのに全然稼げない。
どうやったら稼げるの?
今回はこんな疑問をお持ちの方の悩みを解決できる記事になっています。
タクシードライバー(運転手)として稼ぐ場所で、誰でも真っ先に思い浮かぶのが「通勤時間帯の駅」や「夜の飲み屋街」でしょう。
実際に未経験からタクシードライバー(運転手)としてデビューすると、慣れるまでは基本的にこれらの場所で仕事をして経験を積むことになります。
仕事に慣れてくると病院やデパートなどの商業施設、コンサート会場などの人が集まりそうな場所を加えて売り上げを伸ばしていくわけですが、これらは会社でも教えてくれる基本中の基本です。
この基本通りに仕事をしていて満足な収入が得られればいいのですが、他のタクシードライバー(運転手)も考えることは同じでライバルが多いです。
そこで一歩抜け出す人は時間に注目します!
と言っても「通勤時間帯だから駅にお客さんが多い」といった単純な話はしません。
この記事では会社や同僚が教えてくれない「人間の日常生活におけるルーティーン」に着目した仕事のやり方を解説します!
読み終えた頃にはタクシードライバー(運転手)としてワンランクアップしていることでしょう!
高収入稼げるタクシー求人は【タクQ】 無料転職支援サービス同じ時間に利用する客を見つけ出す
はじめの頃はお客さんを乗せることに必死で気付かないかもしれませんが、経験を積んでいくと以前乗せたことのあるお客さんがまた偶然乗ってくるという事があります。
そのお客さんが上客(長距離)の場合、名刺でも渡せてまた呼んでもらえれば言うことありませんが、そんなに簡単に事が運べば苦労はしません。
とりあえずは乗せた場所と日時をメモしておきましょう!
よくタクシーを利用するお客さんなら同じ時間にその場所で待っているとまた乗ってくる可能性があります。
そのときに自分のタクシーに乗らなくても他のタクシーに乗るところを目撃できれば、その時間のその場所にその上客がいる可能性が高いことが分かるので、また次回に狙ってみればいいでしょう。
タクシーの列に並んでいてその時間に確実に乗る上客がいることが分かっていれば、ひとつ前のタクシーに乗られると悔しいですが順番がひとつ進むので良しとしましょう。
要するに上客に当たらなくてもその時間の直前にタクシーが三台並んでいたとしても、実質二台しかいないと考えて行動するということです。
そんな自分だけの情報が増えれば増えるほどライバルと差が付き、売り上げアップに繋がります!
見つけ出せれば何年も狙える通勤客
もし通勤でタクシーを利用している人なら、高確率で月曜日から金曜日の同じ時間にその場所に現れます。
しかも通勤で使っているという事はそのルーティーンが何年も続くので、そういう人を何人か知っていると日々の売り上げのベースアップになり、長い目で見るとかなりの売り上げ増になります。
例えば他県から出張で来ている人などがビジネスホテルに長期滞在して、通勤にタクシーを利用するといったケースがあります。
何時に出勤するか分かっていれば、その時間にそのビジネスホテル付近で待機するといった作戦が取れます。
土日でも狙える見舞い客
病院に身内のお見舞いに行く人は入院患者の着替えなどの荷物がかさばりがちで、バスや電車などの公共交通機関を使いづらいという理由でよくタクシーを利用します。
入院患者の洗濯物はすぐにたまるので少なくても二日に一回のペース。長年連れ添った夫婦だと毎日でもお金に糸目をつけずにお見舞いに行きます。
こういった見舞い客の仕事は通勤客ほどピタリとした時間ではありませんが、ほぼ同じ時間に週三回あるいは毎日仕事があります。
しかも身内の入院という緊急事態なので少々長距離で料金が高くてもタクシーを利用されますし、立地の悪い病院だとバス停が近くに無いので往復ということも多いです。
仕事が休みの土日にお見舞いに行くという人も多いので、タクシーの利用者が少ない土日は特に知っておくと売り上げの底上げになります。
会社が持っているお宝仕事を頭に入れておく
どこのタクシー会社でもいくつかは大きな仕事を契約していると思います。
私が勤めている会社では病院の先生の送迎で大きな仕事が多いので「何時にどの病院からどこまで乗せていくのか」を一通り頭に入れておきます。
- 通勤での駅までの送迎
- 週一回の系列病院の応援
- 月一回の会合への参加
こういった仕事もやはりルーティーンになっていて、毎週何曜日だとか毎月何日だとか決まっている事が多いので狙って無線配車を取りにいき当たれば臨時収入となります!
※五桁もザラにあります
こういったお宝仕事はタクシー会社の営業努力によるところが大きいので、会社選びで収入に大きな差が付きます!
稼ぐ運転手はコツコツタイプ
ここまでは長距離で利用される常連客を発見して狙いに行くことで売り上げアップすると書いてきました。
しかし肝に銘じていて欲しいことが、タクシードライバー(運転手)にはコツコツタイプと一発タイプがいて、ほとんどの場合コツコツタイプの方が売り上げが多いです。
上客(長距離)を狙えって言ったじゃないか!
こんな反論は当然なので解説します。
基本はコツコツタイプの稼ぎ方でとにかく一人でも多くのお客さんを乗せることを考えましょう。
そして自分の知っているお宝仕事がある時間にだけ勝負をかけるのです。
例えば・・・
A病院の先生が金曜日の17:00に会合に行く為に利用される(五桁の仕事)。
こんな仕事を知っているなら普段はコツコツと小さい仕事でも回数をこなして売り上げのベースを作っておき、その時間にだけ勝負をかけて狙ってみるのです。
※ライバルが多いときは諦めも肝心
当たればラッキー。だめなら切り替えて17:00からまたコツコツと仕事します(笑)。
くれぐれも長距離ばかりを狙う一発タイプにはならないで下さい。
- 一発を狙ってワンメーター
- 取り戻そうとまた一発狙いでワンメーター
- 以後繰り返し
こんなことは毎日のようにあるので当然不機嫌になり態度にも出ます。
そうなると、
- お客さんからのクレームが会社に入る
- 会社の評判が悪くなる
- 他のタクシードライバー(運転手)からも嫌われる
- 辞めていく
こんな人を何人も見てきているので、あなたはそうならないことを願います。
まとめ
私は同僚からよく
またあの大きな仕事に当たって運がいいね!
と言われますが運良く大きな仕事が当たったのではなく、大きな仕事があることを知っていたのでその時間にそのエリアで待機していたのです。
しかし普通はこういった情報を手に入れるには経験するしかないので、多くの情報を得ようとするとそれだけ時間がかかります。
そこでトップクラスのタクシードライバー(運転手)は同僚に積極的に話しかけて、雑談の中からこういった情報を得ています。
仲間を増やすことも売り上げアップの秘訣ですね!
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