タクシーを呼んだ後でキャンセルできるの?
今回はこんな疑問をお持ちの方の悩みを解決できる記事になっています。
タクシー配車アプリの登場で簡単で気軽にタクシーを呼ぶことができるようになりました。
ということで簡単で気軽にキャンセルする人も増えています。
人によっては複数のアプリで何台もタクシーを呼び、最初に来たタクシーに乗ってあとは全てキャンセルするといった使い方をする人もいるとか・・・
当然そのような悪質なキャンセルは履歴に残りますので要注意人物としてリストアップされ、続くようならブラックリスト入りして配車停止になります。
そこまで厳しいのはタクシーを呼んでからキャンセルされるとドライバー(運転手)が非常に困るからです。
この記事ではタクシーのキャンセルのやり方からキャンセルに対するペナルティまでを解説しています!
脅かしましたがやむを得ない事情でしたら特に問題なくキャンセルできますので、次回またタクシーを呼ぶときの為に丁寧に事情を説明して断ることをお勧めします。
キャンセルのやり方
キャンセルのやり方自体は非常に簡単です。
アプリで呼んだのなら取り消しボタンを押すだけ。
電話で呼んだのならそのタクシー会社に電話して、キャンセルの旨を伝えれば良いだけです。
タクシーをキャンセルすることになる理由には以下のようなものがあります。
- 目的地に行く必要がなくなった(予定そのものがなくなった場合や日時を勘違いしていた場合など)
- 急に別の移動手段ができた(運転できる家族が帰ってきたなど)
- 呼んでいたタクシーとは別のタクシーに乗ってしまった(たまたま通りかかった同じ会社のタクシーなど)
キャンセルによるタクシー側の実害
キャンセルのタイミングによって迷惑のかかり方がかなり違います。
まず迎えに行くタクシー車両がまだ発車していない場合はそれほど問題ありません。
しかし一旦発車してしまうと非常に困ります。
順番待ちの列の最後尾から並び直し
例えば客待ちの行列の先頭にいるときに無線配車が入り、お客さんを迎えに発車したとしましょう。
その後キャンセルにになれば、また長い行列の最後尾から並び直さなければなりません。
このようにタクシードライバー(運転手)にとっては最悪の状況になることもあります。
またお客さんを迎えに発車してしまうと、乗車地点まで10分かかるとすれば往復20分の時間がさらに無駄になってしまいます。
他のお客さんを乗せることができない
無線配車でお客さんから呼ばれればその仕事が最優先になるので、迎えに行く途中に手が上がってもそのお客さんを乗せることはできません。
手を上げて今すぐに確実に乗ってくれるお客さんが目の前にいるのに、スルーしてしまうのは非常に辛いです。
2組3組と悔しい思いでお客さんをスルーして、やっと予約の場所にたどり着いたところでキャンセルだったら目も当てられません。
急いでお客さんが手を上げた場所に戻ってみるも、もう他のタクシーに乗っているのが関の山です。
キャンセルした場合のペナルティ
私の営業する地域ではキャンセル料は一切発生しません。
しかしアプリではキャンセル料が1回500円。会社によってはさらに迎車料金を上乗せなどの厳しいペナルティを課しているところもあります。
お金で済めばまだマシですがタクシー会社もキャンセルをするお客さんは要注意人物として警戒するようになります。
例えばほぼ同時に二人のお客さんからタクシー会社に電話がかかってきたとして、空車が1台しかいない場合どっちのお客さんに配車するでしょうか?
普通なら早く電話してきた方が先ですが、一方が以前キャンセルした前科がある場合は後回しになる可能性が高いです。
さらにキャンセルを繰り返すなどの悪質な場合は、ブラックリスト入りしてそのお客さんはお断りになることもあります。
ブラックリスト入りなんてごく一部の稀な例でしょ!
と思われるかもしれませんが、料金の不払いや酒に酔ってのトラブルなども合わせると、結構な人数がタクシー会社のブラックリストに登録されています。
逆にお客さんの方が過去にトラブルのあった態度の悪いタクシー運転手をブラックリスト入り(あの運転手はお断り)にしている例も数多くあります(笑)。
まとめ
キャンセルしたらブラックリスト入りなんて大げさに書きましたが、悪質かどうかは分かりますので本当に仕方のないキャンセルはそこまで気にする必要はありません。
とはいえタクシードライバー(運転手)はキャンセルされると客待ちの先頭に並んでいても最後尾から並び直しさせられることになります。
またキャンセルした履歴は残るので、次回に本当にタクシーが必要な時に「またキャンセルされるかも」と配車を後回しにされるかもしれません。
慎重に判断をしましょう。
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