大事な会議に遅刻しそう!
なんで今日に限ってタクシーが捕まらないの?
今回はこんな疑問をお持ちの方の悩みを解決できる記事になっています!
大雪や台風などの影響で需要と供給のバランスがくずれ、呼べばすぐに来ると思っていたタクシーが電話すら繋がらなくなる事ってありますよね。
電話が繋がらないと「タクシーが来れるか来れないか」すら分からないので非常に困ります。
しかし私はタクシー会社に勤務していますので、そんな時でも会社との連絡手段をいくつも持っています!
今回はその中から一般の方でも使えそうなものをピックアップして紹介していこうと思います。
ただし、通用するのは一回きりのウラ技となっていますので「今日だけは絶対に遅刻できない」といった絶体絶命のピンチだけに自己責任でお試しください。
配車センターに繋がらない時の【ウラ技】
私が「会社と連絡を取りたいのに繋がらない」といった場合はまず裏番に電話します。
一般には公表されておらず業務用などに使う電話番号
しかし裏番は公表されておらず事前にタクシードライバー(運転手)などから入手している必要があるので、
今すぐできる方法も紹介します!
事務所に電話する
裏番を調べるのは難しいですが事務所の電話番号なら調べればすぐ分かると思うので、そちらにかけてみると配車センターより格段に繋がりやすいです。
あくまで私の会社の例ですが事務所にタクシーの配車依頼の電話がかかってきても快く受け付けています(暇だからできるのかも?)。
ただし会社によっては
この電話番号は事務所の番号なので、配車センターに電話してください!
と跳ね返される事も多いと思いますし、役割分担があるので事務所に配車依頼の電話をするのは迷惑に思われる事もあるでしょう。
なのでこの方法を使用するのは
絶体絶命のピンチに自己責任で一回きりでお願いします!
系列会社の営業所に電話してみる
普通は最寄りの営業所に電話すると思いますが、その営業所だけたまたま忙しくて系列の他の営業所は暇という事もあります。
私の会社では近くの複数の系列営業所への電話を一箇所の配車センターでまとめて対応しています。
なので同じ会社でもそれほど忙しくない営業所の電話番号だと電話に出てくれて、少しくらい遠くても来てくれるかもしれません。
また系列の営業所が多いタクシー会社だと、営業区域内で他のエリアから来たタクシーがたまたまあなたの家の近くで空車になった場合に融通を利かして配車してくれる事もあります。
暇そうな系列の営業所に電話してみると取り敢えず繋がるので「タクシーが来れるのか来れないか」位はわかります。
事前にタクシードライバー(運転手)の携帯番号や裏番を入手しておく
今あなたが電話が繋がらなくて困っているのならもう前述の方法しかありませんが、その時にタクシードライバー(運転手)の携帯番号や裏番を知っているとさらにタクシーを呼べる確率が高まります!
この前に乗ったタクシーの運転手さんにもらった名刺捨てなきゃよかった!
フレンドリーに話しかけてくるのが鬱陶しく邪険に扱ってしまったと後悔しても後の祭りですが、個人的にタクシードライバー(運転手)を知っていると助かる事があります。
それはタクシー会社に電話して「一時間待ちです!」と言われても、そのタクシードライバー(運転手)なら会社の仕事を後回しにしてでも最優先で来てくれる事です。
もしそのタクシードライバー(運転手)でも時間がかかるようなら、仲間のタクシーを手配してくれるかもしれません。
トップクラスのタクシードライバー(運転手)はお客さんを逃さない!
裏番もコッソリと聞いておくといいですね!
空車のタクシーを拾うコツ
考えられる連絡手段は尽くしたけどタクシーを呼ぶことは出来なかった。
こうなったら歩いて会社に向かいながら空車のタクシーを拾う事にしよう!
と家を出たはいいが結局タクシーを拾えず、「会社に着く頃にはヘトヘトで大遅刻」というお決まりのパターン経験者も多いのではないでしょうか?
ちょっとしたコツが分かればタクシーを拾える確率がグンっとアップします!
空車のタクシーが通る道は大体決まっている
タクシーがお客さんを乗せてから走る道というのは、目的地が違うので予想ができません。
しかし空車になりまた駅などの待機場所に並ぶために戻る道というのは、少々遠回りでも最速で帰りたいので大体決まっています。
タクシーの動きは地域や時間帯によって違うので一概にはいえませんが、一般的には駅でお客さんを乗せて郊外へ行き空車になって駅に戻るパターンが多いです。
なので駅から離れる方向に向かっているタクシーはお客さんを乗せていることが多く、手を上げても止まってくれません。
ということは・・・
走りやすい大通りで駅に向かう方向の車線に空車が多いという事を頭に入れて歩きましょう!
そして空車のタクシーが近づいてきたら早めに手を上げてアピールし、出来ればタクシーが止めやすそうな安全な場所で止めましょう(真横で急に手を上げても止まれません)。
空車のタクシーが拾える穴場
タクシーを拾うには「道路を走っているところを止める」ところを想像しがちですが、休憩がてらに寄るところがあり声をかければ喜んで乗せてくれるでしょう!
休憩中に気が引けると思われるかもしれませんが、タクシードライバー(運転手)の給料は歩合制なので
わたしなら休憩を後回しにしてでも仕事させていただきます!
コンビニ
タクシープールの長い行列に並ぶ前に、トイレを借りる為に寄る事が多いです。
また、万札をくずす為に飲み物やおやつを買ったりと一日に何度も寄る事があります。
食堂
タクシードライバー(運転手)は店の知識が豊富なので安くて美味しい店を知っています。
なので駐車場によくタクシーが止まっている店を覚えておくと、食事休憩をしているドライバー(運転手)を見つけることができるかもしれません。
もちろんのんびりと優雅に食事するようなドライバー(運転手)はほとんどおらず(笑)、さっと食べてさっと出てくると思います。
公衆トイレ
公衆トイレの場合は少し条件が厳しく、車が止めやすい事が大事で欲を言えばきれいな所に行きたいものなので限られてきます。
そういった好条件の公衆トイレはよくタクシーが利用するので、よく使うお客さんだと
ここに来れば乗れると思った!
と言って私が用を足して帰って来るのをタクシーの横で待っているお客さんもいます(笑)。
まとめ
配車センターに電話しても全く繋がらない時は
- 事務所・近くの系列の営業所
- 裏番・タクシードライバーの携帯番号(この二つは事前入手が必要)
に電話してみる。
それでもダメで仕方なく空車のタクシーを探しながら歩いていく時は
「基本的に駅に最速で着きそうな大通りと車線を選んで、途中のコンビニや公衆トイレでタクシーが休憩していないかチェックしながら進む」
という方法がタクシーを拾う確率が最も高いと思われます!
これを言ったら元も子もありませんが、大事な用があるなら前もってアプリで予約しておきましょう!