タクシードライバー(運転手)に転職を考えているけど、未経験でも大丈夫?
今回はこんな疑問をお持ちの方の悩みを解決できる記事になっています。
あなたは子供や友人を自家用車でどこかへ連れて行ったことがありますよね?
やっていることはタクシーの仕事と同じなので、あとは二種免許を取得してお金を貰うだけです(笑)。
難しい仕事のように思われるかもしれませんが、みなさんが普段からしている運転を仕事にするだけですし70代のおじいちゃんなんていくらでも働いています。
この記事にはタクシードライバー(運転手)への転職が未経験でも全く問題ない理由や会社からはむしろ歓迎される理由まで書いてあります!
最後まで読んでいただければ未経験なんか全く気にせずにタクシードライバー(運転手)になることができるようになるでしょう!
未経験者・女性・どなたも歓迎! 大手・優良タクシー会社への転職は【タクQ】カーナビの登場で未経験のハンデなし
一人前のタクシードライバー(運転手)になる為に一番必要なことは【地理】の習得ですが、
すでにカーナビに入っているのですから、 未経験であることのハンデはほぼありません!
実際に最近入社した30代〜40代の新人数名は二種免許取得後、一週間足らずの研修期間だけでみんなにまじってベテランと遜色ない仕事ぶりを見せています!
わたしが20数年前にタクシードライバー(運転手)になったときにはカーナビなどなかったので大まかな地理を覚えるのに約一年、抜け道や接客のコツもマスターして一人前だと自信が持てるまで約三年かかりました。
カーナビを使ったことがない人でも数日で使えるようになりますので、今まで何年もかかっていた地理の習得が研修期間のうちに終わるという事です。
経験者から言わせてもらうと、
ズルイですね!(笑)
機械が使えない経験者
何十年もやっているおじいちゃんタクシードライバー(運転手)でカーナビが使えない人もいます。
さすがに地元の地理は頭に入っていて普段は特に困る事はないので、長年やっているプライドから
ドライバー
ナビなんかに頼らねー!
といった感じで使い方を覚えようともしません。
しかしカーナビが使えるのが当たり前の時代なのに使い方を知らないと困ることが多いです。
- 土地勘のない所へ向かうとき
- 近くに目標のない個人宅へ向かうとき
- 外国人や旅行者に番地で指示されたとき
- できたばかりの店で住所しか分からないとき
以上のような場面では今までの経験が役に立たず、カーナビがないとどうにもならないことが多いです。
何十年働いているベテランドライバーでも、さすがに細かい番地まで全て頭に入っているドライバーはいません。
このようにカーナビの使えないベテランドライバーより、ナビが使える未経験者の方がむしろ有利な状況もあります。
さらにはクレジットカードやスマホでの決済、配車アプリなど覚えなければいけない機械の操作は増える一方なのに理解できず、お客さんには
ドライバー
クレジットカードは使えません。現金でお願いします。
と言ってその場をしのぐ人もいます(ウソのようなホントの話)。
会社側も未経験者を歓迎する理由
経験者の方が即戦力になるので、どうせなら経験者の方を採用したい。
採用する側はこのように考えそうなものですが、タクシーの場合は未経験者と経験者にはそれぞれ良い所と悪い所があり、一概にどちらがいいとは言えません。
未経験者のいいところ
普通の会社なら未経験者だと全く役に立たず、数ヶ月〜数年の給料は先行投資としてマイナスは覚悟しているでしょう。
しかしタクシードライバー(運転手)の場合は売り上げが足切り(ノルマ)を超えれば会社としては利益になり、それは決して難しいことではありません。
真面目に働いていれば足切り(ノルマ)達成くらい余裕です!
早ければ1ヶ月目から、遅くても3ヶ月目には足切り(ノルマ)を超えることかできるでしょう。
しかも今の時代はカーナビがあるので「お客さんを目的地に連れていく」というタクシーの基本的な仕事はすぐに出来るようになりますし、運よく長距離の常連客をつかめば一躍トップドライバーの仲間入りという可能性もあります。
特にお年寄りのお客さんだと、
あなたは新人?指名してあげるから頑張ってね!
と言って新人をひいきにして可愛がってくれる人が多いです。
実際に一年前に入社した30代の新人さんですが、今では売り上げトップを独走しています!
経験者の悪いところ
経験者は良くも悪くもサボり方を知っています。
わたしの会社の上司は新人研修で必ず「 朱に交われば赤くなる」という言葉を使い、先輩タクシードライバー(運転手)の悪いところに感化されないよう指導しています。
タクシーの仕事は個人事業主のようなもので一旦会社を出ると自由なので、制服制帽をきちんと着用しない者やサボってパチンコをしている者もいます。
そういったサボれることを知っているタクシードライバー(運転手)は転職してもサボることが多いです。
さらには前の会社が規律がゆるく殿様商売をしてきた運転手だと
- ドアサービスをする
- 傘をかけてあげる
- 荷物を持ってあげる
- お客さんを呼びに行くときに帽子をとってお辞儀をする
といったサービス業的なことが、プライドが邪魔して今更できないという人が多いです。
他にもタクシードライバー(運転手)経験者の悪いところとして、一発狙いの稼ぎ方でやってきた人がいることです。
タクシードライバー(運転手)の稼ぎ方には「コツコツタイプ」と「一発タイプ」があり、往々にして「コツコツタイプ」の方が接客態度が良く売り上げも多いです。
しかし「一発タイプ」になってしまうと「コツコツタイプ」にはなかなか戻れません。
もちろん会社としては足切り(ノルマ)以上やってくれれば文句は言いにくいですが、お客さんからクレームがくるのは「一発タイプ」の運転手が多いです。
常に長距離のお客さんを狙っているのですからワンメーターで機嫌が悪くなるのは当然ですが・・・
まとめ
- 一人前のタクシードライバー(運転手)になる為に一番必要な【地理】の習得がナビが使えることによって未経験でもハンデにならない
- 会社は「悪い働きグセがついた経験者」より「一からまともな働き方を学べる未経験者」の方を歓迎する
読み終えてくださった方には必ずしも経験者の方がいいとは限らず、むしろ未経験者の方が歓迎されることが理解できたと思います。
タクシーの仕事なんて初めは他県からの転職や未経験者ばかりです。
安心して応募してください!
ただし、同じ仕事でも稼ぎやすさや働きやすさは会社によって結構違いますので、しっかりと比較してから転職しましょう。
でないと何年も働いて仕事にも会社にも慣れた頃に、他の会社の方が待遇がよかったことに気付いたらもったいないです。
私のように(笑)。