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せっかくタクシードライバー(運転手)になったのだから、やるからにはトップになりたい!
実際にトップのタクシードライバー(運転手)はどうやってあんなに売り上げているの?
今回はこんな疑問をお持ちの方の悩みを解決できる記事になっています。
タクシーの仕事でお客さんを乗せるには
- 無線配車をもらう
- 流して拾う
- 並んで待つ
というのが基本です。
しかしタクシードライバー(運転手)としてトップに立つのは
「どれだけ常連客(指名客)を持っているかにかかっている」と言っても過言ではありません。
この記事ではトップクラスのタクシードライバー(運転手)に「どうやってなるのか」「どのように稼いでいるのか」を解説しています。
結局は個人の営業力なので方法が分かればトップになれるわけではありませんが、知っておいて損はありません。
しかし注意点も多いのでバリバリ営業して常連客を回しトップになったまではいいが、気付けば「他の運転手からも会社からも嫌われて周りは敵だらけ」なんて事にならない様に、この記事を最後まで読んでメリット・デメリットを頭に入れておきましょう。
トップクラスのタクシードライバーの営業方法
タクシーの売り上げは長距離のお客さんが多い程、また空車の時間が少ない程多くなります。
とはいえ普通に仕事をしていたらどんなお客さんが乗ってくるか分からないので完全に運頼みです。
なのでトップクラスのタクシードライバー(運転手)になるには長距離で利用する常連客(指名客)をどれだけ掴めるかにかかっています。
一番単純な方法ですが、たまたま運良く乗ってきた長距離のお客さんに名刺でも渡して
よろしければまたよろしくお願いいたします!
といった感じでお願いし、気に入ってもらえれば常連客(指名客)獲得です。
※ただしその時たまたま長距離だっただけで、普段は近距離ばかりという事もある(笑)
その繰り返しで徐々に常連客(指名客)を増やしていきます。
しかし常連客(指名客)を獲得したからといって油断はできません。
- ライバルにとられる
- タクシーを使わなくなる
- 違う営業地域へ行ってしまう
などの理由で急に失ってしまうことも多いからです。
なのでここで終わりということは無く、ひたすら常連客(指名客)を獲得することに注力することになります。
また夜の繁華街で行きつけの飲み屋をつくっておくと、そのお店でタクシーが必要なお客さんがいる時に連絡をくれたりしますし、繁盛店だと一日に何度も呼んでくれます。
自分で夜の街にお金を落とすことも仕事に返ってくるということです!
常連客(指名客)を増やしていくと売り上げが頭打ちに
常連客(指名客)を掴むことはメリットばかりではありません。
その最たる例が時間予約です。
時間予約をされると最低でも30分前になるともう他の仕事はできません。
なぜなら予約時間ぎりぎりで他のお客さんを乗せてしまうと、買い物などで待たされることになると予約の時間に間に合わなくなるからです。
またそんなときに限って長距離だったりします(笑)。
欲張って常連客(指名客)の予約時間ぎりぎりで他の客を乗せたばっかりに、遅刻して二度と呼ばれなくなるなんてことは避けたいです。
そんなわけで上客なら1時間前から待機という事もあり、時給にすると大した仕事にならなかったりします。
また同じ時間にはひとつの仕事しか受けることが出来ませんし、休日に至っては全てお断りしなければなりません。
一回ならともかく二回連続で断ればふつうはもう呼んでくれません。
といった具合にいくら常連客(指名客)を増やそうとしても必ず頭打ちになります。
トップクラスのタクシードライバーの常套手段
前章では常連客(指名客)を増やしていっても、いずれ頭打ちになるという話をしました。
そこでトップクラスのタクシードライバーが実践しているのが
【常連客の回し】です!
常連客(指名客)を持っているドライバー同士でコミュニティを作り、自分が常連客(指名客)からの仕事を受けられない時に仲間のドライバーに譲ります。もちろん逆もあります。
その仲間を選ぶ最低限の条件を挙げていきます。
常連客を多く持っている人
「常連客の回し」の肝がこちらの上客の仕事を譲ることによって貸しができ、逆にその仲間が仕事を捌ききれずに困ったときに上客の仕事を回してくれる事です。
なのでその仲間も捌ききれない位、とまでいかなくても多くの常連客を持っている必要があります。
信用できる人
こちらがいい仕事を回してあげているのにその常連客を自分のものにしようとする不届き者もいます。
といってもタクシー業界は狭いのでそういう人の噂はすぐに広まって干され、大体その常連客は自分の元へ帰ってきますが、客を取られるのは気分が悪いので気を付けましょう。
気遣いができる人
自分の代わりとしてお客さんを任せるわけですから、そのタクシードライバーの評価は自分に返ってきます。
最上級のおもてなしとまでいかなくても、気分を害さない程度の接客はできる人を選びましょう。
「常連客の回し」を使っても解消できないデメリット
夜の繫華街が賑わえば賑わうほど、常連客を持っていることが逆にデメリットになります。
特に忘年会シーズンや歓送迎会シーズンになると夜の繫華街では待ち時間なく乗せては運びの入れ食い状態になります。
そんな目の前にいくらでもお客さんが待っている状態なのに常連客から呼ばれるとスルーしなければならず、店に着いたとしても5~10分程度待たされる事はザラでかなりのロスのなります。
これが忘年会シーズンと歓送迎会シーズンだけで年間で二ヶ月近くある訳ですから、その間はむしろマイナスになる事も多くてイライラするでしょう。
といっても年間トータルでは常連客を持っていない人に比べると売り上げはかなり上になるので、「常連客は多い程いい」という基本は変わりません。
出る杭は打たれる
これは他のどの職業でも同じでしょうが、小さい会社でもトップになればそれなりに目立ちます。
他の会社の人から
あそこの会社のトップは○○さんらしいぞ!
と一目置かれるようになりますが、同時に妬む人たちも出てきます。
アイツは客を掴む為にあんな事やこんな事をしている!
といった根も葉もないことを言いふらす輩もいますし、本当に知らなくて他のドライバー(運転手)の客を奪ったことで恨まれる事もあります。
トップになるにはそういう足を引っ張る連中に負けない強さが必要です。
負けずにトップで走り続ける事ができる人はさらに上を目指して個人タクシーになったり、上司に認められて管理職として上に引き上げられる事が多いです。
まとめ
トップクラスのタクシードライバー(運転手)について色々と書いていたらデメリットも多くなってしまいましたが、いちいち気にしている人はトップになっていません。
私も一時はトップになったことがありますが、目立って妬まれると仕事が苦痛になるので
目立たないで人に嫌われないように細々と食べていければいい。
と思って働いています。
私はタクシーの仕事の一番の魅力は人間関係のストレスが少ないことだと思っています。
しかし学歴や年齢関係なく稼げることもタクシーの仕事の魅力のひとつです。
あなたにぴったりな職場を紹介!⇒ドライバーズワーク【タクシー】