タクシーに乗るときにチップは必要?
今回はこんな疑問をお持ちの方の悩みを解決できる記事になっています!
海外では乗車料金の10%〜20%をチップとして渡すのが常識という国もあるようですが、日本ではタクシードライバー(運転手)にチップを渡す必要はありません。
- 荷物を運んでもらっても
- 車内を汚しても
- 親切に観光案内をしてくれても
です(笑)。
実際にチップをくださる方はお年を召した方や経営者などの余裕のある方くらいです。
それでもとても親切にしてくれたので、感謝の気持ちとしてどうしてもチップを渡したいという方もおられるでしょう。
そんな方には効果が倍増する渡し方も解説していますのでぜひ最後まで読んでみてくださいね!
日本でタクシーに乗る時にはチップは必要ない
タクシードライバー(運転手)側もチップが貰えるとは思っていませんので、気にする必要はありません。
「お客さんを目的地まで送り、メーター通りの料金をいただく」それで十分です。
荷物を運んでもらっても必要なし
運転手さんに重い荷物を運んでもらったからチップをあげたほうがいいのかな?
こんな疑問を持っている人もいるでしょうが気にすることはありません。
それも仕事のうちでメーター料金に含まれていると考えてください!
例えば仕事中でなくても、お年寄りが重い荷物に困っているから手伝ってあげたとしても見返りは求めませんよね?
しかしタクシードライバー(運転手)も人間ですから、チップをもらったなら重そうでない荷物も
荷物お持ちましょうか?
となりますし、少しの雨でも
よく降りますね!
といって傘を差してあげたくなりますが・・・(笑)。
車内を汚してしまっても必要なし
- コーヒーを飲みながら乗車してこぼしてしまった
- 荷物を座席の上に置いて汚してしまった
- 飲み過ぎて吐いてしまった
こんな時でもチップや迷惑料といったメーター料金以外のお金を払う必要はありません!
実際に会社からもメーター料金以外請求しないよう指導されています。
しかし運転手としては車内を汚されると次のお客さんを乗せることができないので、どんなに忙しくても会社に帰って掃除しなければなりません。
こんな時こそ掃除の時間の補償の意味でもチップをいただきたいと思いますが、車内を汚すような人は謝罪すらないことが多いです。
なのでほとんどの場合、運転手の泣き寝入りです。
嘔吐などで車内に臭いが残ってしまいその日は営業できなくなった場合ですが、タクシー会社に所属している一般的なタクシーなら空いている別の車で営業を続けることができます。
しかし個人タクシーの場合はそれができないので、クリーニング代から休業補償まで請求される可能性がありますので気を付けましょう!
効果が倍増するチップの渡し方
昔、自己啓発系の本を読んだときに
「タクシーに乗ってチップを渡すのなら先に渡した方がいい!」
と書いてありました。
普通はタクシードライバー(運転手)の仕事ぶりに満足したお客さんが、目的地に着いて料金を支払う際にチップを渡します。
しかしワンメーターなどと料金が分かっているときに乗車するなり先に千円を出して
釣りはいいよ!
と言われると運転手は目的地に着くまで張り切って接客するようになります。
確かにどうせチップを渡すのなら先に渡した方がサービスの質が上がりますね!
余談ですが、わたしの会社の常連客で乗車するなり
駅まで行け!
そこ右に曲がれ!
と命令口調で横柄な態度の人がいて乗せるのがイヤでしたが、チップをくれるようになってからは
よろこんで〜!
とまさによろこんでお乗せするようになりました(笑)。
チップの計算ミスで恥をかかないように
料金790円ですね!
お客さんが千円札を出して
お釣り300円でいいよ!
あ、ありがとうございます〜。
わたしがお客さんに90円チップをあげることになりました(泣)。
というのはよくある事で、お客さんが満足してタクシーを降りて行かれるのに水を差したくないので、こういうときは黙っている事で気持ち良く降りてもらいます。
しかし
料金7900円ですね!
お客さんが万札を出して
お釣り3000円でいいよ!
こうなると私も900円も損する訳にはいかないので
あの~、お釣りが2100円なので・・・
と言って、なんとか失礼にならないようにお客さん自身で気付いてくれるように誘導します。
それでもそのお客さんが部下を連れていたり、男性のお客さんが彼女を連れていたりするときに間違いを指摘すると恥をかかせる事になるので
お気遣いありがとうございます!
と900円は諦めて気付かないふりをしてお礼を言います。
といっても毎回そんな機転を利かせることができるとは限らないので、見栄を張るつもりが逆に恥をかかないように単純な計算ミスには気を付けましょう!
まとめ
- 荷物を運んでもらっても
- 車内を汚しても
- 親切に観光案内をしてくれても
日本ではタクシードライバー(運転手)にチップを渡す必要はありません。
ちなみにわたしは客としてタクシーに乗るときには必ずチップを渡しますが、理由はもし乗ったタクシーの運転手さんがわたしのことを知っていたら
あいつ同業者のくせにチップもくれなかった!
といって噂になるのがイヤだからです(笑)。
どんな会社でも人の悪い噂話で盛り上がるものでしょうが、タクシー業界も相当なものですから・・・(笑)。